五輪での活躍から期待された複合勢だが、世界選手権最初の種目・個人スプリントではメダルなしに終わった。オーストリア勢の最高位はゴットバルトの5位。優勝はフィンランドのハンヌ・マンニネン。初のビック・タイトルだ。
ゴットバルトは前半のジャンプで10位といい位置につけた。しかしメダルまで22.6秒足りなかった。クロカンでの成績が7位と振るわず5位に終わった。世界選手権・五輪で13個のメダルを獲得しているゴットバルトにとっては「普通ではない結果」に終わった。
ディースヘッドコーチは結果に不満を持っていないようだ。「今日の結果はコーチとしては満足だし、結果はまずまずだ。ただメダルを獲得できなかったので満足してはいけない。」
団体のメンバーはスプリントと同じ4選手で行く予定だ。クライナーが前半ジャンプで4位、総合でも9位と健闘したからだ。
シュテヒャーはジャンプの公式トレーニングでは飛べていたものの本番では上手くいかなかった。(15位)「とても残念だ。ジャンプの調子が良かったからね。」低スピードに悩まされた。ビーラーは風の状況が悪い中、飛ばされたようだ。「世界選手権でこうなって(風に恵まれない)残念だよ。でも前からこういったことも有りうるって分かっていたけどね。」ただ団体戦に関しては「良い試合ができると思うよ。」
マンニネンにとってはやっと掴んだタイトルだ。「ずっとずっと夢でもあり目標だった。この為にとても努力してきた。今はとても良い気分だ。 今日朝起きた時にもう分かってきた。今日は僕の日だってね。」
5)GOttwald 9)Kreiner 11)Stecher 15)Bieler