04.11.26−23度のクーサモより。。

 アンドレアス・ゴルドベルガーはBチームのコーチであるアレックス・ディース氏とともにリレハンメルでトレーニングしている。このベテランは冗談交じりに話していた。「欠場するのはクーサモの2試合だけだよ!」92/93シーズン以来、ゴルディは必ず開幕戦に出場していた。97/98シーズンに関してはもう忘れ去られている。月曜に32歳を迎える”ゴルディ”はただ「参戦すること」には飽き飽きしている。そのかわり「トップのジャンプをすること」が彼の目的だ。ポイントナー・ヘッドコーチも彼の意向を尊重している。「がっかりなんかしてないさ。1週間リレハンメルでトレーニングするだけさ。そして調子が上がれば、翌週のリレハンメル戦から復帰する。」 ゴルディの肩の調子はいいようだ。(「100%、OKさ!」)彼にとって15回目のシーズンとなる。彼は「良いとき」も「悪いとき」も経験している。そして数々のルール変更にも悩まされている。「ルール変更への対応はいつも大変さ」 しかしゴルディほどの実績を残す選手はそうはいない。2度のワールドカップ総合優勝、96年フライングと01年団体の世界選手権金メダル2個",など。。。そしてフライング世界記録(225m) 「昔のような活躍は今後できないさ。」しかし彼は今年の夏に世界選手権シーズンを目指すことを決断した。「ただ、トップに立つ挑戦をするだけさ!でもまず底から這い上がらなきゃね」しかしヘルバルト、「カイザー、コッフラー、リーグル、ロイツル、モルゲンシュテルン、シュワルツェンベルガー、ビドヘルツル・・・ 誰も容易に席を譲りはしないだろう。 ただゴルディの国民への知名度だけは誰もかなわない。厳しいカムバックになりそうだ。


 複合勢はいつも家族のようだ。いつも仲がいい。ゴットバルト、ビーラー、デニフル、グルーバー、クライナー、シュテヒャー・・・それぞれ順調に仕上がってしるようだ。「ラージでのトレーニングをしてないけど、全く心配していないよ。準備は整っている。」とシュテヒャーは語った。昨シーズン彼は94年に初勝利を挙げたホルメンコーレンで再び表彰台にあがることができた。12回目のシーズンを迎えるシュテヒャーは27歳になった。彼も 「良いとき(ラムサウでの銀メダル)」と「悪いとき(膝の手術、03世界選手権漏れ)」を経験している。フェルダー・コーチは「彼はこの競技についてよく知っている。」と評価している。