ゴルディお誕生日おめでとう!!

今日はゴルディの33歳の誕生日。。。 ということでゴルディ特集。

  • ゴルディの引退セレモニー(05.11.09)

僕はまたジャンプを始めたよ。クルム戦の為にトレーニングを開始したんだ。クルムでのフライング選手権の期間(1/12-15)にラストジャンプをしたいと思っている。世界選手権のオーガナイザーHupo Neuper氏が1月13日に「ゴルディへの贈り物」というイベントを催してくれるんだ。
「まずはゴルディが優勝した1996年のクルムでのフライング選手権の映像を流して、ゴルディのジャンプとスピーチ。できれば地元のロイツルにも参加してほしい。」とノイパー氏はシナリオを描いている。
もちろん僕はこのラストジャンプで素晴らしいものにしたいよ。 

  • 夏の間ORFで解説者としての修行につとめ11月25日に解説者デビューを果たしたゴルディ

Q:ゴルデイ。君の競技人生を総括してくれないかな。
Goldi:う〜ん。知っての通り、ジェットコースターのようなものだよ。深く下っていったかと思ったら、また上がって下っての繰り返し。そして最後はまっすぐ走り終わる。
Q:あなたの人生自体「特別賞」ものだと思わない?
Goldi:(笑いながら)う〜ん。難しいなぁ。だって「特別賞」って特別なものじゃない?極めて特別なもの。
Q:特別なものでなくても競技人生を退いたの?
Goldi:最近Hupo Neuer氏が「アンディ、そんなに早く引退しちゃいけないよ」って。少なくとも1月13日にはコンディションをあわせなければいけないんだ。僕はクルムでのフライング選手権優勝後、山あり谷ありだったけど、またクルムで飛ぶ機会をHupoが与えてくれるんだ。とても嬉しく思う。公式に僕のラストジャンプになるのだから。
Q:どんな風に準備していくの?
Goldi:(笑ながら)多分ポイントナー・ヘッドコーチとトレーニングプログラムについて話し合う必要があるかもね。でもね。夏の間何回かジャンプしているんだ。その時の感触は悪くなかったよ。そして雪がふったらね、すぐにラムソウか、フィラハかビショフスホーヘンへ行くよ。心配ないよ。まだ足に感触が残っている。自転車と同じ。一度覚えたらなかなか忘れないもんだよ。
Q:じゃぁワールドカップやオリンピックもまた目指せるの?
Goldi:つまり選手として??それはまた別の話だよ。長期間トレーニングをしていないとまず無理だね。だって競技のレベルはとても高いから。もし自分の95%のレベルまで持ってきても最高レベルの選手たちの争いでは何も得られない。
Q:ストレスは感じてない?
Goldi:クルムに向けてストレスは感じている。でも時間がプレッシャーを減らしてくれる。だってジャンパーは毎日トップパフォーマンスが要求されるからね。でも僕は気づいているんだ。ぼくは精神的にも肉体的にもストレスから開放されているってね。それに僕はもう新しい仕事を始めている。
Q:でもスポーツなしでは寂しくない?
Goldi:もちろん。2日間スポーツなしで過すことはできないね。でももうそれで悩まされることはないんだ。我慢することもね。長いことサイクリングしたりするよ。かつてはしたいとおもわなかったけどね。とっても気分がいいんだ。あとは友人とスカッシュやテニスをしたりね。
Q:スポーツジャーナリストとしての将来は?
Goldi:少なくともスポーツには関わっていく。ORFでのコメンテーターの仕事はとても面白いんだ。僕は自己表現したいわけではないんだ。みんなに、特に若い人にジャンプをもっと身近に感じてもらいたいんだ。例えば・・カレラのヘルメットは空力学てきに最高のものだという話を通してね。僕らの仕事は若い世代たちにスポーツにもっと向かわせなければいけない。プレイステーションでなくってね。そのためにもあと10年はインナウアーもゴルドベルガーも必要なんだ。
Q:今年のチームはどう評価している?
Goldi:モルゲンシュテルンとロイツルは素晴らしいね。そしてベテランのヘルバルトとビドヘルツルもレベルをしっかり保っている。チームはまた成功を収めると思う。もちろんドイツ、フィンランドノルウェーも強いだろうけどね。おそらくアホネンにもオーストリアチームにも去年と同じような展開になると思う。もちろん運もあるだろうけどね。それに僕はかつての仲間たちを批判しなきゃいけないような展開になってほしくないんだ。
Q:コーチの仕事には興味ないの?
Goldi:今はない。今はオーストリアスキー連盟、コーチ陣その他スタッフしっかりオーガナイズされているからね。彼らの中に割り込むのは良いアイディアではないよ。僕は距離を置く方を好む。だってコーチも選手もずっとプレッシャーの下にいなければならないからね。今は別のことをしたい。今の仕事が楽しいしね。
Q:引退して本当に寂しくないの?
Goldi:う〜ん。みんな僕にそれを聞くよね。もちろんジャンプ台をみると感覚が沸き上がってくるさ。普通だよ。何かを止めることは簡単ではないからね。でも時には決断しなければならないんだ。
Q:それでこれからの生活のゴールは?
Goldi:友達のおかげで楽しくすごせる。もちろん、いつかは家族をもちたい。