アホネン or ヤンダ ?!

第54回ジャンプ週間は昨年の覇者ヤンネ・アホネン(Fin)と今年の総合リーダー ヤクブ・ヤンダの二人により争われている。前半2試合を終えた時点でアホネンがわずか5.8ポイントのリード。アホネンが優勝すればイエンス・バイスフロク以来のジャンプ週間4勝となる。フィンランド勢がジャンプ週間を制したのは53回の歴史で14回。もしヤンダが制した場合は初のチェコ選手となる(1970/71にチェコスロバキアからJiri Raskaが優勝している)「集中して試合に挑んでいる。頭の中はしっかり飛べるかだけで一杯だ。」と27歳のヤンダは語る。自動車とテレビを趣味にもつヤンダだが昨シーズンから既にコンスタントに結果を残していた。ノイシュタットではワールドカップ初優勝を飾っている。そして世界選手権でもラージで銅、ノーマルで銀を獲得している。今シーズン既に5勝を挙げているがそれでもハングリーだ。シャンプ週間はまだまだオープンだとヤンダは睨んでいる。