サンモリッツ合宿

1月28-29日にゼーフェルトで五輪前最後のワールドカップが開催される。五輪でのメダルが期待される複合勢だけに地元でのワールドカップに注目が集まる。そして地元だけに結果が要求される。
ギュンター・クロメシェク・ヘッドコーチはゼーフェルト戦の前にサンモリッツで合宿を張ることにした。トレーニングだけでなくマテリアルの調整を行う為だ。「選手たちそれぞれ課題に沿ったメニューだ。それぞれが最大限に力を伸ばせるようにね。」とクロメシェク氏。
「選手たちはジャンプにまだまだ伸びしろが残っている。」とアンドレアス・フェルダーコーチ。特にゴットバルトとグルーバーは多くのことを変える必要がある。
「2002年の五輪前もサンモリッツで調整したんだ。」と今季1勝を挙げているゴットバルト。「僕は既に調子が上がっている。だから調子を維持しなければね。」
「こんな良いシーズンは久しぶりだね。」というシュテヒャーはテレマークをしっかり入れることが課題だ。ジャンプそのものには大きな問題はないようだ。ビーラーは「トリノにむけて上手くいっている。ジャンプで上位に入ることが重要だ。」と自信を感じている。「ハラコフ戦をパスして調整に集中できることを嬉しく思う。まだ調子は上がってきていないけど、スイスできっかけをつかみたい。」とグルーバー。
クライナー、デニフル、ベーンハルト・グルーバーは週末のハラコフ戦に出場し月曜からサンモリッツへの合宿に加わる。
ゼーフェルトはワールドカップを毎年開催すること、更に世界ノルディック選手権の開催を目標に投資を行っている。