複合団体戦は強風により順延

複合団体戦は2本目の第一グループ途中で試合を中断し翌日への延期を決めた。1本目を終えてオーストリアはドイツに次いで2位（11秒差）。フィンランドは4位。
昨年の世界選手権団体金メダルのノルウェーはモアン、タンデ、ハマーの3選手が体調不良のため出場を取りやめている。ノルウェーチーム・スポークスマンは「まるで病院のようだ。連れてきた5選手中、健康なのはクレメッツェン１人だ！」と語っている。タンデとモアンはのどの痛み、ハマーは腹痛、控えのグラエスリはもっとも症状が悪く、ベッドから起き上がれるようになり次第、帰国予定だという。「もちろん残念さ。昨年の世界選手権で優勝しているからね。」来週火曜のスプリントには参戦予定だ。「まだ一週間あるからね。」
ノルウェー・チームの欠場でメダル争いはドイツ、オーストリア、フィンランドの３カ国に絞られ、メダルの色を争う試合となりそうだ。しかしクロメシェク氏は慎重だ。「４強の１つが消えただけで試合は厳しいままだ。我々は我々の実力を発揮しなければいけない。」ゴットバルトも同意見だ。「僕には何の影響もない。というよりも最強チームの一つが消えて残念に思う。」