シーズン開幕
- ジャンプ 開幕戦メンバー
11月25日にクーサモでジャンプ競技は開幕戦を迎える。
昨シーズン、ジャンプ勢は五輪団体、モルゲンシュテルンの金メダル、コフラーの銀メダル、ワールドカップ国別ランキング1位と素晴らしい成果を挙げた。ヘッドコーチのポイントナー氏は今シーズンも同様の結果を残せると自信を示した。
「全ての選手それぞれ目標が必要だ。若くして五輪で金メダルを獲得してもそれが人生の最後ではない。今シーズンは決してテレビの前で『モルゲンシュテルンやコフラーはまだ若い』というようなことはいわないだろう」とポイントナー氏は語る。「チームにはワールドカップの総合優勝可能性のある選手が複数いる。4ヶ月調子を維持するのが、たとえ難しいとしてもね。」モルゲンシュテルンのほかにビドヘルツルをあげた。ただビドヘルツルは2週間ほど健康問題に悩んでいたようだ。
チームのモチベーションは高い。「特に夏によい成績を上げたものはね。」
開幕戦メンバー
Thomas Morgenstern, Andreas Kofler, Andreas Widhölzl, Martin Koch, Martin Höllwarth, Manuel Fettner, Wolfgang Loitzl, Stefan Thurnbichler
- ビーラー「目標はワールドカップでの優勝」
五輪団体金メダルメンバーのひとりクリストフ・ビーラーは「ワールドカップでの1勝は大きな目標さ」と語った。彼は数度にわたり表彰台の経験がある。ただ表彰台のてっぺんには届いたことがない。
11月に入り複合税はフィンランドのヴォカティ、ロバニエミで雪上ジャンプを含むトレーニングを行った。「とても調子がいいし、用意は整った。」とビーラーは語った。「でも開幕戦ではトップ10に入れば満足さ。」ビーラーは優勝候補にフィンランドのマンニネンを挙げた。
- モルゲンシュテルン インタビュー
Q:トーマス。気分はもうのっているかい?
Morgi:もちろんさ!昨シーズンのプラニッツァが終わってからずっとシーズンがシーズンが待ち遠しかったんだ。でも怪我のせいで夏にジャンプがあまりできなかった。
Q:初めて雪上でジャンプをしたときどんな感じだった?
Morgi:クリスマスのような気分さ。最初の雪さ。いつだって不思議な気分だよ。
Q:どのように怪我を克服したの?
Morgi:怪我のおかげで多くのものを失った。全部で2ヶ月だ。加えて病気もした。”マトゥーラ“の問題もあった。でも1ヶ月前に全ての問題が片付いた。
Q:リハビリ期間をどうやって過ごしたの?
Morgi:医師と一緒にAlthofenですごした。そこでセラピーに励んだ。今では痛みなしでトレーニングにも励める。
Q:トレーニングの成果は?
Morgi:昨年の出来は素晴らしかったし、もちろんそのレベルを今年も維持したい。でも他国もレベルを上げてくるだろうから僕らも対応しなければならない。全てが完璧と言うわけではないけどいい感じだよ!
Q:目標は? ジャンプ週間?ワールドカップ総合? 世界選手権?
Morgi:世界選手権も目標の一つさ。ジャンプ週間はいつだって特別だし、総合は最大の栄誉だ。だってシーズン通して最強でなければいけないからね。
Q:ところで五輪以来、何が変わった?ストレスが多くなったとか。。。
Morgi:もちろん忙しくなったさ。マトゥーラのせいでね(笑)知名度は上がったと思う。道で気づかれたりしたからね。あとは、僕は昔のままでかわりないことを願っているよ。
Q:まだ若いけど引退後のキャリアとか考えている?
Morgi:難しいなぁ。でも今の夢は警察官になることなんだ。パイロットにもなりたい。どうなるかみてみよう。
Q:プライベートの時間はどのくらいあるの?
Morgi:家にいるときはできるだけ友達や家族と過ごすようにしている。どこかにドライブにいくことはそんなにないな。だって数日しか家で過ごせないからね。