開幕カウントダウン(複合編)

 21日に複合勢は開幕地クーサモにやってきた。ただ強風と湿った雪で調整はなかなか難しいようだ。公式トレーニングもキャンセルされた。ただ選手たちはあまり気にせずマテリアル等の調整に励んでるようだ。新しいジャンプスーツもただちにFISによって検査された。
 開幕戦メンバーはビーラー、グルーバー、ゴットバルト、クライナー、シュテヒャーに加えデニフルが出場する。デニフルは昨シーズンの怪我以来の出場となる。もともとデニフルの代わりにベーンハルト・グルーバーに出場権があった。だが各国1選手までは交代できる規則になっている。更にデビッド・ツァウナーにも出場件がある。昨年の世界ジュニアで優勝しているからだ。しかしまだワールドカップレベルに達していないとコーチ陣は判断した。
クロメシェクヘッドコーチ「ロバニエミでジャンプ・トレーニングを行った。選手はよく飛べていた。だが公式トレーニングを見てみないと何ともいえない。今日のクロカンのスピードトレーニングも上手くいっている。みんな良い脚を持っている。」
グルーバー「雪不足のわりには調整は上手くいっていると思う。みんな調子が良いって信じている。と同時にルッカでのビッグジャンプに驚いているんだ。」
ビーラー「ジャンプの調子は予定どうりだ。今から本番が楽しみなんだ。だって今年はクロカンでも上手くいくって地震あるから。」
ゴットバルト「昨年と比べてジャンプが格段に上手くいっていると思う。シーズン開幕が待ちどおしいよ。夏からのトレーニングは上手く言ったと思う。大きな目標はトリノ五輪だ。でも今から自信を持っているよ。」
シュテヒャー「今年はきちっと雪上でジャンプができたからとってもラッキーだったよね。ジャンプだけでなくクロカンもしっかりトレーニングできた。僕は自信を持って言えるよ。『さぁ、準備は整った!』ってね」
クライナー「明日の公式練習が心配だな。ロバニエミでは上手くいったと思う。でもここの台は全く違うからね。」
デニフル「コーチが僕の出場を決定してくれてとても嬉しい。僕はここのジャンプ台が好きだしきっと何ポイントか獲得できると思う。」