恒例のインナウアー氏インタビュー

Q:クーサモでワールドカップが開幕する。今考えていることは?
Innauer:とても嬉しく思う。これが今の感情だ。最終トレーニングでは技術だけでなくマテリアルでも向上が見られた。ジャンプ陣複合陣両方ともだ。我々は興奮している。冬を前にすると私も若返るよ。
Q:個人的にはジャンプ陣に何を期待しているか?
Innauer:我々は団体の世界チャンピオンであるとともにワールドカップ国別ランキング1位でもある。この成功を繰り返すのは難しいとわかっている。しかしもう一度達成できるとも信じている。なぜなら我々の大きな目標だからだ。
Q:ワールドカップ、五輪、フライング選手権と立て続けに行われる。もっとも優先する大会はどれか?
Innauer:私はオーストリア人だ。そしてフライング選手権のオーガナイザーでもある。だから五輪と同様にとても大切な大会だ。その次にジャンプ週間、ワールドカップの順になる。
Q:誰がオーストリア勢の中心になるか?
Innauer:我々は夏の間に向上した。そして強くなった。ビドヘルツルとヘルバルトはもうベテランだ。徐々に調子を上げるだろう。モルゲンシュテルンとコッフラーは素晴らしいジャンプを見せていた。彼らには自信をもっている。彼らが優勝争いに食い込めることを願っている。
Q:逆にオーストリア勢のライバルとなるのは??
Innauer:ライバルはたくさんいるマリシュ、アホネン、ヨケルソイといった馴染みの選手に加え、ベンコビッチなどの若い選手もだ。
Q:北欧での雪不足でジャンプがあまり飛べていないということに関しては?
Innauer:なんともいえない。なぜなら我々は自信を持っているからだ。調子はとても良い。雪不足から選手をトルコに送った。これは大きなリスクだった。だが雪をただ待ち続けるという愚かなことせず、トレーニングのため南へ向かったのだ。
Q:オーストリアは世代交代に面しているのではないか?五輪後ヘルバルト、ビドヘルツルの引退が噂されている。五輪後のチームはどのようになるのか?
Innauer:モルゲンシュテルン、コッフラー、に加え、フェットナー、ミューラー、カイザーなど次世代の選手が育ってきている。まだまだ若い選手はたくさんいる。そして順調に育ってきている。しかし世界トップレベルまで育てていくとなるとまた別の問題だ。でもきっと驚かされるはずだ。