さぁ 開幕だ!(ジャンプ編)

ジャンプワールドカップ初戦の予選が金曜に行われる。シーズンを予測することはとても難しい。毎年のことだ。世界のトップジャンパーが集まるのだから。。
 今シーズンの最大のハイライトはトリノ五輪だろう。しかし五輪以外にも伝統のジャンプ週間、オーストリアでのフライング選手権が行われる。
 インナウアー・ノルディック部長は国内戦の後「五輪、フライング選手権とメダルを獲得できれば上出来だと思っている。なぜなら五輪はそれだけでビッグな大会だし、フライング選手権は地元で行われるからね。」
 22日が選手にとって初の雪上ジャンプをルッカで行なった。「開幕1週間前にやっと雪に出会えるなんてめったにないことだけどね。」しかしクーサモは充分に冷えてはいない。ここ40年で最も暖かい秋だったようだ。今日の公式トレーニングは強風の為中止になった。
 インナウアー氏はそれでも選手の仕上がりに満足しているようだ。「ロイツル、モルゲンシュテルンあたりが楽しみだね。そしてコッフラーも力強いジャンプをしている。ヘルバルトとビドヘルツルはまだまだだね。だけどこの2人は慣れが必要なだけだね。ベテラン選手だしね。」
 昨年の覇者アホネンが今年の中心的な役割を果たすだろう。今シーズン総合優勝を飾ればマリシュ以来の3連覇となる。
 今シーズンもいくつかのレギュレーション変更が行われた。BMIによる体型管理、板の長さの調整など。。。更にレギュレーションによりオーストリアの枠は6となった。