05.12.18 Ramsau

週末のラムサウはノルウェー勢の強さが目立った。強い雪と風の中、ペーテル・タンデがmass startを制し、sprintではモアンとグラエスリで1・2位を占めた。4度のジュニア世界チャンピオン・タンデはワールドカップ初勝利、モアンは通算3勝目を上げた。スプリントで3位に入ったLamy Chappuis Jasonはフランス勢としては8年ぶり(!)の表彰台となった。オーストリア勢では2試合ともクリストフ・ビーラーが最高順位に入り、ラムサウに住むフェリックス・ゴットバルトは残念に結果に終わった。スプリントのジャンプで3位に入ったビーラーは「今日のジャンプはパーフェクトだった。ジャンプを終えての順位は理想的だった。最終周まで上手く走れた。」先週のゼーフェルトでのトレーニングで欠点を見直した結果だ。ただクロカンではまだ強さが発揮できていない。「でもオリンピックまではまだ時間がある。」と03年世界選手権団体金メダルメンバーは語った。
99年のラムサウ世界選手権で2位に入っているマリオ・シュテヒャーは7位と13位に終わった。「ジャンプ自体は悪くない。ただ状況が悪かったね。」
8位のデニフルも今日の勝者と言えるだろう。昨年ゼーフェルト戦での転倒(ふくらはぎの骨折)からの復活である。「とても重要だ。だってこれで(第2ピリオドの)ワールドカップ出場資格を確保できたんだから。」デニフルは満足のようだ。
ラムサウに住むゴットバルトは残念な結果に終わった。風邪で10日間トレーニングを休んでいたことがきいたようだ。土曜は得意のクロカンでマンニネンらとトップグループを形成しながらも6km地点でリタイヤした。「ぼくにとって良い週末にならなかった。でも次は上手くいくはずだ。」日曜のHurricane-start方式でゴットバルトはクロカンの成績が6位だったにもかかわらずジャンプでの27位から22位に順位を上げたにすぎなかった。彼は720mのハンデを被ってのスタートだった。
sprint 7)Bieler 13)Stecher 22)Gottwald 28)Denifl 32)Kreiner
mass start 5)Bieler 7)stercher 8)Denifl 14)Kreiner