ラムサウ戦の見所は。。

強い吹雪の中で強行されたといえる今回のラムサウ戦。注目を集めるためにさまざまな工夫がなされた。いつもの「ジャンプ2本+クロカン15km」もしくは「ジャンプ1本+クロカン7.5km」のスプリントではなくMass startとHurricane-start +sprintが行われた。準ジャンプや準クロカン に負けないようにテレビ写りを良くするためだ。選手が一斉にクロカンをスタートした方がテレビ視聴者は興奮する。いろいろな意見や提案がFISに送られている。
クリストフ・ビーラーはMass start方式が気に入っているようだ。チャンスがより大きく感じるという。「ジャンプに良い気分で臨める。それにクロカンはとてもエキサイトする。今年は3回予定されているよね。驚いているよ。」
今日はレース外にも見所があった。ロニー・アッカーマンとハンヌ・マンニネンの和解だ。リレハンメルでのアッカーマンのストックでの攻撃から2週間。二人はテレビカメラの前で握手した。「彼は僕に対し謝罪した。でもこんなことは2度と起こらないでほしいけどね。」とマンニネンはコメントしている。
週末のラムサウでの主役はマンニネンでもアッカーマンでもなくノルウェー勢だろう。Mass startではタンデが、Sprintではモアンがそれぞれ制した。
オーストリア勢は期待されたゴットバルトが残念な結果に終わったもののビーラーが2試合とも素晴らしい出来だった。