• 2006.12.03 Lillehanmer

シュリーレンツァウアーが16歳でワールドカップ初優勝を成し遂げた!これは史上6番目の若さでの優勝だ。“シュリーリィ”と呼ばれるこのシュタムスの生徒はワールドカップでの優勝でジャンプ週間の出場資格をほぼ手に入れたと思われる。「モルギィやコッフィとは全く違う性格だ。とても落ち着いているし考え深い。」とポイントナー氏は語る。「彼の感じ方は他とは違うんだ。何ていうか、芸術家風なんだ。」
「すごく驚いているし、まだ信じられないよ。」とシュリーレンツァウアー。ジャンプ週間の出場当確については「そんな話は聞いたことないよ。でももし本当だったら嬉しいだ。だって今年の僕の目標の一つだものね。」
クーサモ戦に出場させなかったのはポイントナー氏とインナウアー氏が相談して決めた。これは上手くいったようだ。「多くの選手はクーサモの天候に精神力を使い過ぎてしまっているからね。」
ワールドカップで勝利を挙げたオーストリア選手はこれで23人目。通算135勝目。これは国別ではフィンランドの141勝に次いで2位だ。
1) Schlirenzauer 6)Koch 10)Loitzl 12)Morgenstern 20)Kofler 33)Hoellwarth 35)Widhoelzl

  • 2006.12.03 Lillehanmer

29歳のクリストフ・ビーラーが遂にワールドカップ初勝利を挙げた!「すごい気分だよ!だってワールドカップでの1勝はずっと僕の大きな目標だったんだから。」と喜びを語った。オーストリア勢ではズルツェンバッハー、シュテヒャー、ゴットバルトに次いで4人目のワールドカップ優勝となった。
ビーラーは複合勢の中ではジャンプ系の選手として知れている。そのジャンプ力を生かし通算6度の表彰台を経験している。しかしクロカンでの成長が初優勝をもたらした。「最終周の一つ前の周で勝てるかも知れないと気づいた。これまでのトレーニングの成果が現れたよ。僕の目標は次の段階に行くのさ。でも急ぐつもりもない。とにかく安定してトップ10に入ることさ。」とビーラーは語る。
ディース氏にとっては就任後初勝利だ。「ビーラーはテレマークを入れることが出来なかった。だから優勝できるとは思わなかった。でもクロカンで本当に強くなったね。上位の力は横一線だ。でも今日のビーラーは本当に強かった。」
1)Bieler 7)Kreiner 12)M. Gruber 20)B.Gruber 21)Denifl 39)Pichmayer